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数理?DS?AI教育強化拠点コンソーシアム特定分野会議(自然科学系、情報科学)広報作業部会主催シンポジウムを開催しました

更新日:2025.12.24

2025年12月12日、「数理?データサイエンス?AI教育強化拠点コンソーシアム」特定分野会議(自然科学系?情報科学)広報作業部会である電気通信大学、静岡大学、九州工業大学の合同主催で「コンソーシアム教材の利活用をテーマとしたシンポジウム」を開催しました。全国の大学、高等専門学校、省庁、企業から計75人が参加し、3大学のオンサイト会場とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で行われました。

第1部では、滋賀大学データサイエンス?AIイノベーション研究推進センターの来嶋 秀治教授が登壇し「数理?データサイエンス?AI教育強化拠点コンソーシアム教材ポータルサイトの紹介」と題した講演を行いました。講演では、コンソーシアム教材ポータルサイトの概要と具体的な利活用事例が紹介されました。

第2部では、電気通信大学データ教育センターの佐野 遼太郎特任助教による演習ハンズオン「みんなでコラボってみよう」を実施しました。応用基礎レベルの標準教材について、授業などでの活用方法が紹介され、参加は実際に触れながら理解を深めました。また、グループディスカッションでは、オンサイトとオンラインの双方で、3つのテーマ「標準教材をどのように公開すれば利用しやすいか」、「講義やカリキュラムを設計する際にどのようなテーマや教材があると嬉しいか」、そして「生成AI時代におけるプログラミング演習環境やレポート課題、評価に関して、生成AIを有機的に活用した授業や評価の作り方について」について意見交換会を行いました。

第3部では、静岡大学グローバル共創科学部の堀池 徳祐教授による「DS専門家ゼロの学部が『応用基礎』認定されるまで」と題して講演を行いました。講演では、認定取得に至るまでの具体的な取り組みや直面した課題が紹介され、今後他大学が申請を行う際に参考となる知見が共有されました。

アンケートでは、教材の公開方法や生成AIを活用した授業の在り方に関する多様な意見が寄せられ、講演や演習が参考になったとの声や、資料共有や今後の取り組みに期待する意見が多く寄せられました。今回のシンポジウムは、数理?データサイエンス?AI教育の質的向上と教材共有の促進を目的に、今後の教育改善と発展に向けた有意義な場となりました。

◇MDASHプログラムのお知らせ欄はこちら


【第1部滋賀大学来嶋氏】講演の様子

【第1部滋賀大学来嶋氏】講演の様子


【第2部電気通信大学佐野氏】質疑応答の様子

【第2部電気通信大学佐野氏】質疑応答の様子


【第2部グループディスカッション】オンサイトの様子

【第2部グループディスカッション】オンサイトの様子


【第3部静岡大学堀池氏】講演の様子

【第3部静岡大学堀池氏】講演の様子


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